虫歯を論理的に理解する

昔から砂糖を取りすぎると虫歯になるよと言われて育ってきましたが、その原理を詳しく学ぼうとはしてきませんでした。

実際子供の頃日常的に砂糖入りの甘いお菓子をよく食べ、そしてよく虫歯になっていたので、疑いようのない事実ではあると思います。

お恥ずかしい話ですが、砂糖入りの食品を控えれば虫歯にはならないと考えていた時もありました。

砂糖は酸性食品に分類されるので、過剰に摂取すると、体内が酸性に傾きます。

人間の体液は中性に近い弱アルカリ性ですので、酸性度を正常な状態に戻すために、体内のカルシウム(アルカリ性)が中和のために使われます。

結果体内ではカルシウム不足となり、カルシウムが主な構成成分である歯が脆くなり、虫歯になってしまうというプロセスになります。

よって、砂糖入りの食品を全く食べなくても、肉、魚、穀物、卵といった酸性食品を過剰に摂取し、野菜、海藻、きのこといったアルカリ性食品をほとんど食べていなければ体は酸性に傾いてしまい、虫歯のリスクが大きくなってしまうというわけです。

話は変わりますが、つい最近数年ぶりに虫歯になってしまいました。

特別、砂糖入りのお菓子を過剰に食べていたわけではなく、酸性食品、アルカリ性食品をバランスよく意識して摂取していたにも関わらずです。

今のところ原因は、玄米にあると思っています。

玄米は白米よりもビタミン・ミネラル・食物繊維を豊富に含んでおり、完全栄養食と言われいます。そして、現在の私は玄米を主食にしています。

しかし玄米にも短所があり、玄米に含まれるフィチン酸が体内のミネラルと結びつき、体内がミネラル不足になるとのこと。

特にカルシウム、マグネシウムを排泄する作用があり、結果的に虫歯に繋がったのでは、と考えています。

玄米には優れた点が多くあるので、白米やパン中心の食生活に切り替えるつもりはありませんが、

食べる頻度を少し減らして、経過を見ていきたいと思います。

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