マクロビオティックの勉強のために読んだ本書について紹介したいと思います。
若杉ばあちゃんこと若杉友子さんは、1937年大分県生まれで、自給自足の生活を実践すべく、京都府綾部市の上林地区に移住。陰陽の考え方にもとづいた野草料理と、日本の気候風土に根ざした知恵を全国で伝え続けている方です。
本書で個人的に特に重要だと思った内容は以下の通りです。
①米(玄米or分つき米)を主食としてしっかりと食べる
②動物性食品(肉、魚、卵、乳製品)を食べる頻度を減らす
③砂糖(特に精製糖)の摂取をやめる
④食事は陰陽を意識した献立にする
本書の内容を簡潔にまとめると、
「主食は中庸の玄米を基本として、陽性、陰性のおかずをバランスよく摂取。そして極陰性、極陽性の食品は極力控える」といったところでしょうか。
本書では若杉さんに出会って健康な体を取り戻した方々の実体験が漫画で描かれており、他の若杉さんの著書よりも理解し易い内容になっているなと感じました。
さらに玄米の炊き方だったり、おすすめの調味料、手当て用品の情報も満載です。
日常的に体の不調を抱えていたり、またマクロビオティックの勉強をしたいと思っている人にとっては一読の価値のある本だと感じました。
若杉さんの著書は、本書以外にもたくさんありますが、若杉さんの本に出会ってから、
ネット等で健康関連の情報収集する頻度が極端に減りました。
それだけ内容に説得力があり、腑に落ちる点が多々あったからです。
過去の自分の悪い食生活とその時々に出た病的症状を照らし合わせてみても、合致する点が多く見られ自分に合う健康法はまさにこれだ!!!って思いました。
食べ物が変われば血が変わり、体が変わる
⬇
体が変われば人生が変わり、運命が変わる
本書にある言葉で、私が特に印象に残った言葉です。
一日一日の小さな良い選択の積み重ねが未来の人生を変えると信じて、できることからコツコツ継続していきたいです。