減塩は万病のもと

日本では国を挙げて塩は取りすぎると体に良くないから減塩を心がけよう、といったPR活動をよくしていますよね。

そもそも塩分が敵視されるようになったきっかけは、1960年にアメリカで発表された論文にあるようです。

その論文によると、

秋田県等の寒い地域の人は1日に27~28gの食塩を摂取していて、高血圧発症率は約40%

食塩摂取量が約半分の南日本の人は発症率が約20%とのことでした。

以上の結果から、塩分=高血圧=脳卒中の元凶というロジックが出来上がったのではないかと思います。

上記の内容と個人的な食の勉強を通して、減塩についていくつか疑問をもつようになりました。

寒い地域に住む人が食塩を多量に摂取するのは、陽性の食塩(自然塩)で体を十分に温める必要があるので、むしろ理にかなった現象ではないか。

寒い地域に住む人の血圧が高めなのは、体温の放散を防ごうと血管が収縮するためであって、安易に塩分=高血圧と結びつけるのはいかがなものか。

日本人の食事摂取基準(2020年版)では、目標量(食塩相当量として)は、成人1人1日当たり男性7.5g未満、女性では6.5g未満と設定されてるが、住んでる地域、個人の体質(陰性寄り or  陽性寄り)によって目標量は違ってくるのではないか。

※余談ですが今まで信頼できる医者、信頼できない医者を見分ける方法を持ち合わせていませんでした。しかし、「1日の適正塩分は摂取量は◯g以下にしましょう」といって数字を出してくるお医者さんは信用しないようにしようという明確な基準が自分の中にできました。(^o^)

個人的結論として、塩分は自分が食事をしていてもういらないと体が感じるまでは摂取すべきだと思っています。何事にも良い塩梅というものがありますからね。

ということで、国の進める政策とは真逆を行く生活をこれからも継続していきたいと思います。(笑)

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