健康になるために食事改善はしたい、でも今の食生活を大きく変えるのはストレスでハードルが高い。
これは多くの人に共通の悩みかと思います。
どんな健康の悩みを抱えているにせよ、挫折してしまう人は100か0かの極端な思考をしている人が多いのではと思います。(昔の私もこのタイプでした^^;)
私が実践している、普段の食生活に簡単に取り入れられるちょっとした工夫を紹介したいと思います。
①一物全体を意識する
一物全体とは一つの物を丸ごと食べるという意味です。生きているものに無駄なものはなく、野菜は根から葉まで、小魚は頭から尾まで食べることで、バランスよく栄養を取り入れることができるという考え方です。
・皮なしリンゴを皮付きリンゴに変えてみる(リンゴの皮には食物繊維、ポリフェノールが豊富です)
・干しいもを焼きいもに変えてみる(さつまいもの皮には食物繊維、ポリフェノールが豊富です)
上記の例のように、皮も食べられる食材は意識して食べるように心がけています。
②お腹いっぱい ⇒ 腹八分目
ブログで何度も登場しているワードです。
偏った食生活を見直したい場合、当然食事内容を変えようとしますよね。でも偏った食事のままでも、食べる量を減らすことで体に良い効果があると思います。食事改善の取り組みの第一歩にしてみてはどうでしょうか。
③咀嚼回数を増やす
こちらも何度も発信しているワードです。
②同様に偏った食事のままだとしても、咀嚼回数を増やすことで以下の例のように十分な健康効果はあると思います。
・胃の消化負担を減らせる
・少量の食事でも満腹感が得られ、肥満防止に繋がる
・唾液の分泌が増え、虫歯予防になる
②同様に食事改善の取り組みの第一歩にしてみてはどうでしょうか。
④高精製食品を低精製食品(未精製食品)に変える
精製度が高い食品は、食べたときの口当たりが良いというメリットはありますが、それだけ本来持っている食材の栄養素が削ぎ落とされてしまっていることになります。以下の例のように普段の食品を見直すだけでも大きな健康効果が期待できると思います。
・白砂糖を黒砂糖に変える
・白米を玄米に変える
・精製塩を自然塩に変える
ジャンクフートが大好きで暴飲暴食している人が一汁一菜食を始めることに比べたら、上に挙げた取り組みは格段にハードルが低く、取り入れやすいものであると思います。いきなり完璧を求めるのではなく、できることからコツコツ取り組んで行きましょ(^o^)