普段外食中心の食事をしている人が和食中心の自炊(粗食)を始める際、突き当たるであろう障害について話していきたいと思います。
①身の回りの誘惑
テレビ等のマスメディアからグルメに関する番組が毎日のように発信されています。その内容はというと、一汁一菜(例:ご飯、汁物、漬物)のようなシンプルな料理よりも、高糖質、高脂質で味付けの濃い料理が紹介される割合が多いですよね。
またマスメディアから情報を得ていなくても、街を歩けばそこら中に食欲をそそる外食店がありますし、職場の同僚が美味しそうなお菓子、スイーツを食べている現場に居合わせるといったケースもあるかと思います。身の回り食の誘惑だらけです。😥
よって意識して視覚から入ってくる食の誘惑を少しでも減らす努力(テレビを見ない、特別用事もないのに街に出かけない等)が必要かと思います。
②濃い味付け(旨味調味料の味)に慣れてしまっている
スーパーで売られている惣菜であったり、外食チェーン店では、旨味調味料(グルタミン酸ナトリウム)が使われているケースが多いです。このグルタミン酸ナトリウムは結構な厄介者で、過剰に摂取すると脳内の神経細胞(ニューロン)が異常興奮して極度に消耗してしまいます。そしてこのような状態が長く続けば細胞死につながる危険性があるそうです。
こういった旨味調味料は往々にして濃い味付けのものが多いので、自炊を始めても味に物足りなさを覚えてしまう可能性が高いです。結果、自炊が続かなかったり、濃い味付けの料理しか作れないといった問題につながると思います。
よってスーパーで出来合いの料理を購入する場合は、成分表示を確認し、旨味調味料、添加物が入っていないものをなるべく選ぶようにする。また何が使われているかわからない外食店の利用頻度を下げるといったことから始めてみることをおすすめします。