最近読んだ本で特に印象に残っているのが、「なぜ粗食が体にいいのか」というタイトルの本です。
基本的な内容としてはタイトルの通り粗食がもたらす健康効果について書かれているんですが、
著者が考える、「生命場」というものの考え方に大変興味を持ちました。
生命場とは、体の隙間にあるかもしれない場のことで、著者は健康維持のためには生命場のポテンシャルを高めることが必要では?と提言されています。
そもそも人間の体を整えるには、食事のみならず、呼吸、頭で考えること、動くこと等、あらゆる活動が関わってくる。
そして健康は、その人の場の高低によって左右されるとのこと。
具体的な例で説明していきます。生まれも育ちも北海道のAさんがいるとします。
①今日北海道で生み出された食べ物
②半年前に北海道で生み出された食べ物
③半年前にアメリカで生み出された食べ物
Aさんにとって生命場を高めてくれる食べ物の順番は、①→②→③の順になります。
理由は、生まれ育った土地のも、旬のものほど生命場を高めてくれるからだそうです。
著者のこの考えが私が取り入れているマクロビオティックの考えともマッチして、非常に共感できました。
また作り手の心がこもった料理は、その人のポテンシャルが入るということも提言されています。
料理に体に悪いもの(健康リスクの高い食品添加物等)が使われていても、健康被害はでない(また小さくて済む)のではないかということです。
この考え方も非常に共感を持てました。
健康意識が高く、外食に抵抗がある人が外食をせざるをえないこともあるかと思います。そんな時、知り合いの人が経営しているお店、料理をしている人や工程を直に見れるお店を選択するようにするのも1つの手ではないでしょうか。
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