読書の面白さ、大切さに気がついて、嵌ってから約2年ほどが経ちました。
この2年くらいの間は、人生において解決したい問題が発生した時に、人からすぐに答えを教えてもらうのではなく、自分で本などを読み、調べ、答えを見つけようと心がけてきました。
しかし最近、私の尊敬する養老孟司さんの著書「養老訓」で
「読書はあくまで自分で考える材料にすぎない」という言葉を見たとき、はっとした自分がいました。
全部が全部とは言わないまでも、本に書かれている解決策を鵜呑みにして、自分の頭で「これは本当か?」と考えないケースが過去に多々ありました。その時自分は、本から問題解決のヒントを得るのではなく、本から答えを見つけようとしていたんですね。
抽象度を上げて考えてみると、答えを教えてくれる対象が人から活字に移っただけで本質は変わっていないのでは?と思うようになりました。
読書が習慣化できたことに満足して、横着していた自分を反省したい気持ちと同時に新たな気づきを得られたことに感謝している今日この頃でした(⌒∇⌒)