日本株の投資を株主優待目的でしている方もいるかと思いますが、投資をする上での
注意点を話していきたいと思います。
本当に優待商品を使う予定があるのか吟味する
ミニマリストをめざしている者としての視点になります。
例えば家にあるもので、半年ないし1年使用していないものって大抵使用しないことが多いですよね。
優待商品も同じだと思います。いつか使うときが来るだろうという考えで優待商品を手に入れたものの長期間使用せずに使用期限が切れてしまった…
ということは、十分あり得ることだと思います。
余談ですが、長期間使用していないものを家においておくと、気の流れが悪くなり、運気ダウンにつながると私は思っているので、買い物をするときは、すぐに使うつもりのものしか購入しないようにしています。
また、優待商品は、自分が欲しいと思ったときにすぐ手に入れられるものではありません。忘れた頃に家に届き、その時には熱が冷めてしまっていたということも十分あるかと思います。
理想を言えば、いつになるかは分からないが、手元に届いたときにすぐに使う自信があるものを購入の目安にしたらいいかと思います。
優待商品の利用にかかるコストを把握する
例えば、北海道に住んでいる人が東京のホテルの無料利用券の優待を手に入れたとしても、
往復の移動にかなりのお金が必要になりますよね。トータルでは、損をしてしまうケースも十分考えられます。
これは極端な例かもしれませんが、優待サービスを利用する際にどのようなコストがかかるのかをよく考える必要があるかと思います。
株主優待制度撤廃の流れ
昨今、株主優待を廃止する日本企業が増えてきています。
理由はそれぞれ異なるかと思いますが、
1つに外国人投資家からの圧力というものがあるかと思います。
米国株の場合、株主優待として、自社の製品やクオカードと言った物を
株主優待としてもらうことはできません。シンプルに配当金が貰えるだけです。
最近、日本の個人投資家に人気のあるオリックス(8591)が2024年3月までで株主優待制度を廃止することを
発表しました。オリックスは、株保有期間によってグレードが異なりますが、非常に内容の充実したカタログギフトを貰えます。
株主優待企業の雄といっていいオリックスが廃止を決めたのですから、
いつどの企業が廃止を発表しても不思議ではないかなと思っています。
これから、株主優待目当てで株を購入予定の方は、優待廃止リスクを理解した上で購入されることをオススメします。
ちなみに私は数年前からオリックス株を保有しており、このニュースは残念でしたが、
配当金メインで購入することを決めた銘柄なのでこれからもホールドしていきます。