サッカーワールドカップの副作用

普段全くと言っていいほど見ないのに、4年に1回必ず見てしまうもの、そうサッカーワールドカップです。

完全なにわかファンであり、大会直前に日本代表選手のプロフィール、チーム状態、優勝候補国等を調べ、大会中は日本代表試合を全試合チェックし、日本代表の敗退が決まったら熱が冷めていく、というのが過去のパターンでした。(日本代表は、ご存知の通り、ベスト16という結果で大会を終えました。)

但し今大会は例外で、日本代表の敗退が決まった後も代表チームに対する関心が継続しているのです。おそらく自分の中での次回大会への期待度の高さが過去大会よりも高いためかなって結論づけているんですが、日常生活への弊害も出てきてしまっています。

それはYou Tubeで素人、識者問わず、次回大会への展望を話している動画の視聴が止まらないということです。気が早いのは百も承知なんですが、とにかく新しい情報を入手したいという気持ちが強いんだと思います。

冷静になってこの状態を俯瞰してみると、有名人の訃報、不倫、脱税といったワイドショーでよく取り上げられるネガティブニュースをいつまでも追いかけるのと変わらないなって思いました。

今回の日本代表に関するニュースも、上記のネガティブニュースも、自分が影響を与えてコントロールできる「影響の輪」の外側にある、「関心の輪」に属する事柄になります。つまり、自分主体の生活を送るのに不必要な要素になってくるわけです。

大会中に日本代表の勝利を望んで一喜一憂する事例は、自分では勝敗をコントロールできないので「関心の輪」に属する事例だと思いますが、大会期間は決まっていますし、何より自分の人生を豊かにしてくれるものとして割り切って考えています。

但し4年後の展望については、4年後の大会までずっと続いていく、終わりのない話題なので、それを調べることに時間を費やしていては、人生もったいないなって感じた次第です。

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