震災ニュースとの付き合い方

1月1日に能登半島地震が起こったため、NHKでは毎日のように関連ニュースを報道しています。

私は毎日震災関連のニュースを見て最新情報を入手することが、日本国民全員がすべきことではないと思っていますし、必ずしも被災者支援に繋がるわけでないと思っています。

ニュースを見ない=被災者を見捨てているということでは決してないと思います。

当然現地で被災されている方、これから石川県でボランティア活動に参加しようとしている方は最新の現地情報を知る必要があると思いますが、大多数の人は必ずしも毎日情報を手に入れる必要はないと思います。

今回の震災に限らず、世の中で不幸な出来事が起こると、「今あなたがもっとも関心を寄せるべきニュースはこれです!」と言わんばかりにメディアは大々的に報道しますが、私たちがすべきことは、「今自分の立場でできること、やるべきことに集中する」。

これに尽きるのではないかと思います。

社会貢献する適切な時期は人によってまちまち。各々の機が熟したタイミングで、そのとき目の前にいる人を助けてあげることできればいいのではないかと思います。

今回の震災支援でも今機が熟している人にお任せすればいい、と考えれば気負って被災者のために無理やり行動を起こそうと感じる必要もないかと思います。

またネガティブなニュースを見続けることで、心身の健康状態が悪化するという研究結果があるみたいですので、私たちの健康面を考慮しても、震災関連ニュースと一定の距離を置くことは必要なことであると思っています。

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