「スターバックス再生物語」 感想

スターバックスといえば名前を知らない人はほとんどいないだろうと思うくらい世界的に有名なコーヒーチェーン企業ですよね。

しかし私自身、普段あまりコーヒーは飲まないし、スターバックス店舗にも生涯で1、2回ほどしか行ったことがなく、

どんな商品があるのかよく分かっていない状態でした^^;

とある日に図書館で本を探していた時、スターバックス再生物語という本を発見。

2011年に出版された本で、少し内容が古いかなって思いましたが、スターバックスをもっと知りたい欲があり、手に取りました。

物語の主人公は、現在のスターバックスの礎を築いた実業家ハワード・シュルツという方です。

内容の大部分が2008年リーマンショックの前後の頃の話で、経営難の会社を立て直した経緯が詳細に書かれています。

個人的に一番印象に残った改革は、2008年2月27日に全米ほぼ全店にあたる7100店を一時閉鎖、全米13万5000人のパートナー(従業員)を対象に研修を実施したことです。理由は提供するコーヒーの質が落ちていたので、再教育をするためだったとか。当時からスターバックスを利用していた人にとっては、衝撃的だったのではないでしょうか。

企業経営者のみならず、すべての人にとって日々の仕事に対する考え方で学びのある内容になっているかと思います。

またスターバックスの歴史(2011年まで)が網羅されているので、単純にスターバックスの生い立ちを知りたい人のニーズも満たしてくれる一冊でもあります。

最後に余談ですが、すっかりスターバックスの企業価値に魅了されてしまったため、ネットでマグカップとインスタントコーヒーを購入しました(単純ですね(笑))

ミニマリストを目指す私でも無性に欲しくなったマグカップがこちらです。シンプルなデザインととても気に入ってます。今後壊れない限り買い替えることはないと断言できるほどに気に入ってます。

またカップ右横にあるのが、本の中にも出てくるスターバックスが開発したインスタントコーヒー「VIA」です。

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